日光寒ざらし蕎麦酒

栃木県日光市、日光商工会議所・日光特産品開発委員会の企画ビール。

日光寒ざらし蕎麦研究会協力のもと、新潟麦酒が醸造を請け負っています。

「寒ざらし蕎麦」とは冬の寒い時期に仕込まれる蕎麦のことで、蕎麦の実を冷水に浸した後天日や寒風にさらして自然乾燥させます。そうすることでアクを減らして甘みや旨味を引き出す効果があると言われています。

この寒ざらし蕎麦をビールの原料に加えて醸造したのが「日光寒ざらし蕎麦酒」

寒ざらし蕎麦　＋　麦酒　＝　寒ざらし蕎麦酒

というわけですね！

日光特産品開発委員会の企画によって2011年に完成しました。

麦芽と小麦に寒ざらし蕎麦を合わせ、フルーティーで香ばしいビールに仕上がっています。

寒ざらし蕎麦は生産量が非常に少ない為、麦酒に使用するとなるとその醸造量も限られます。すなわち日光でしか出会えない一品。

副原料を入れている時点でビールなのか？論争は尽きない所ではありますが、地域の活性化を目指して活動されている点は地元愛を感じる地ビール的な発想だと私は思います。