ベアードブルーイングは、静岡県伊豆市にあるブルワリー。
2000年にブライアン・ベアード&さゆり夫妻によって設立されたブルワリーで、最初は沼津で醸造販売が始まりました。
その後拠点は沼津から伊豆へ移り、市場を拡大して海外にも輸出する一方で関東・関西などでタップルームも運営されています。
メモ
「ベアードビール」の沿革
ベアードビールはベアード夫妻が創業者です。
ご夫婦でアメリカ北西部に渡りアメリカのクラフトビール醸造を学んだ後、静岡県沼津でブルワリーを設立。
少しずつ醸造規模を大きくしていき、ブルワリー設立から5年後には新工場を開設。その販売網は海外へと広がりました。
日本国内では、タップルームを立ち上げて人々が集まるにぎやかな店舗を展開。
今ではすっかりおなじみのベアードブルワリーガーデン修善寺が誕生。
3ヘクタールもの広大な土地に、ブルワリー&タップルーム&キャンプ場などがあり、ちょっとしたテーマパークになっています。ちなみに、東京ドームは4.7ヘクタール、甲子園球場は3.85ヘクタールなので、ブルワリーとしてはかなり広い!
小さなブルワリーから超巨大なブルワリーへと成長されたのは、ベアード夫妻と彼らを支える人々の強固な絆と並々ならぬ努力があったからでしょう。
Beer
ビール醸造には一貫した考えとこだわりがあり、使用しているのは生ホップ。
さらにドライホッピング製法も積極的に取り入れ、一つ一つのビールに個性を持たせて味わい深く仕上げられています。
パッケージは瓶のみ。アルミの香りが一切移らないので、ビールそのものの香りを存分に楽しめます。
目を惹く特徴と言えばやっぱりラベルデザイン。
グラフィック・デザイン・アーティストの西田栄子さんによる味わい深いラベルはベアードビールの象徴です。
版画のような風合いで、浮世絵っぽさや油絵っぽさも感じられて非常に個性的。
店頭でパッと目に入るだけでベアードビールだとすぐに分かります。
ラベルとビールの味わいの相乗効果で、記憶に残りやすいビールばかりです。