【閉業】銀河高原ビール ー 岩手県和賀郡西和賀町

gingakogen

このブルワリーは2020年春に生産を終了しています。

銀河高原ビールは岩手県和賀郡に存在していたブルワリー。

現在は醸造所をヘリオス酒造(沖縄県)が買収し、かつて銀河高原ビールで製造していた「椀子麦酒」や「白ビール」などの製造販売も行っています。

1996年の創業から現在に至る間の2017年にヤッホーブルーイングの完全子会社となった時期があります。

主力商品であった銀河高原ビール・小麦のビール”ヴァイツェン”はそのままブランドとしてヤッホーブルーイング(長野県)へ委託され製造販売を行っています。

ちょっぴりややこしい・・・

目次

ブルワリー情報

醸造所

銀河高原ビール

現在は ヘリオス酒造 沢内醸造所となっています。

岐阜・熊本・栃木にも醸造工場があり、国内の小麦のビールといえば銀河高原ビールという印象がありました。

ブルワリー名銀河高原ビール
エリア岩手県和賀郡西和賀町
設立1996年7月~2020年春

メモ

「銀河高原ビール」の沿革

1996年に岩手県沢内村(現:西和賀町)の村おこし事業として、地ビールの製造販売を開始しました。同敷地内に宿泊施設もあり、プチリゾート地でもありました。

栃木・岐阜・熊本に工場と工場併設のビアレストランを開設したものの、現在は栃木那須工場はサッポロビール、岐阜飛騨工場は飛騨牛乳、熊本阿蘇工場は更地になっています。

時代の流れは時に残酷にも思えますな

沢内醸造所はというと、2017年にヤッホーブルーイングの完全子会社となり醸造が続けられたのですが2020年3月には沢内醸造所での生産を終了することになり、主力ブランドの「銀河高原ビール・小麦のビール」は、ヤッホーブルーイングにて醸造を継続するとこになりました。

沢内醸造所については、生産拠点を探していた沖縄のヘリオス酒造買収することになり、かつて醸造していた商品の醸造を継続しています。

奥羽山脈系の上質な水が豊かな立地が活かされてよかった!!!

結果的に土地の産業になってます

Beer

この醸造所で醸造していた主力ビールは、ヴァイツェンタイプ。

一時期は国内産の小麦のビールといえば銀河高原ビールといっても言い過ぎではないくらい、全国的に広がっていました。

ビール瓶は茶色いイメージなのですが、銀河高原ビールの瓶は綺麗な青色だったのも特徴的です。

その色味は今でも、ヤッホーブルーイングで醸造されている銀河高原ビールのブランドイメージカラーにもなっています。

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