東京都北区・三益酒造プロデュースによる赤羽ルービー。醸造元は新潟麦酒です。
三益酒造とは、北区赤羽エリアにある酒屋さん。
赤羽駅西口から坂を上がっていった先にあります。
創業は1948年。
販売スペースのお隣には「角打ち(かくうち)」スペースがあり、昔から地域の方の憩いの場となっています。地元に根付いた地元を愛する酒屋さんです。
従来、酒を升に入れたまま飲むことを指す言葉でしたが、時代と共に変化して現在は「酒屋で立ち飲みをすること」を意味するようになりました。
即ち、購入したお酒を店内で楽しめるスタイルのことを言います。
赤羽エリアで地元民に愛されている酒屋さんがプロデュースしたのがこのビールです。
以前に販売されていたようですが、2021年夏にリニューアルして再販されました。
ラベルを手掛けられたのは、三益酒店と縁のあるデザイナーのこしたあんこさん。赤羽駅西側から八幡神社方面~東方面を臨むデザインになっていて、線路のトンネル上に八幡神社の鳥居が描かれています。そして右下には赤羽1番街、左上には坂の上にある三益酒店も登場しています。
赤羽の雰囲気と下町感、ご機嫌さ加減が伝わってくる色遣いのラベルになっています。
赤羽は終戦後に海外引揚者と戦争被災者が陸軍の火薬庫から火薬をどかし、そこに沢山の人達が住みました。
闇市が生まれました。開かずの踏切、八幡神社、師団坂、荒川、一番街、馬鹿祭り、赤羽郷、赤水門、桐ヶ丘中央商店街、沢山の思い出が溢れる、人情溢れる町です。この一本を飲めば、あなたが忘れかけていた”心のふるさと”を思い出します。
ラベルより
入手について
三益酒店は赤羽駅はもちろんですが関東近郊の駅ナカのイベントによく出店されていて、そちらで購入しました。
酒店としてお酒文化を盛り上げるべく、角打ちの他にもいろいろなイベントを催されるなど業界を盛り上げていらっしゃいます。
基本情報
大麦麦芽、小麦麦芽
ブルワリー
感想
澄んだ淡色。
トウモロコシや麦の穀物系の香り、味噌や醤油の様な香ばしめの香り。後味にラムネのニュアンスあり。スッキリ甘い。
スクリューキャップ。
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- 香り
- 3
- 2
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- のど越し
- 3
- 2.5
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- キレ
- 2.5
- 2.5
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- 旨味
- 3
- 2.5
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- 苦味
- 2
- 1.5
-
- 濃厚さ
- 2.5
- 2
総合:6
ふざけた名前に反して、しっかり真面目なビール。低アルコールなので甘くて飲みやすい。
総合:6
みりんっぽい香りと甘さ、少しカラメルの香ばしさもある。サラッとしていて飲みやすくて後味甘い。
各項目について独自の判断基準で星を付けています。
詳細については、下記ページをご参照ください♪(別ウインドウで開きます)