滋賀県近江八幡市・TWO RABBITS BREWING(二兎醸造)のYOKAIシリーズ。
YOKAIシリーズは、その名の通り日本の妖怪を冠したビールで、West Coast IPAとHazy IPAを2本同時リリースするシリーズになっています。
その第4弾となるが「だいだらぼっち」と「九尾の狐」です。

どちらも同じホップをしようして造られています。
「だいだらぼっち」の方がHazy IPAなのですが、「九尾の狐」もWest Coast スタイルだけあってほんのちょ~っとだけ濁ってました。これはホップによる濁りでしょうなぁ~ まさにホップ増し増しの証!
トロピカルフルーツを思わせる濃厚な香りと味わいのあとにしっかりめの苦味がくるので、甘い香りからのギャップのせいなのか、後味は辛口に感じちゃう。
そして、妖怪シリーズの楽しみの一つでもある目を惹くラベルデザインがこちら。


その昔、美しい女の姿に化身した妖狐(ようこ)があった。この妖狐はインドや中国で悪事を働こうとしたが失敗し、巡り巡って日本に流れ着いた。その後宮廷夫人を装い鳥羽上皇に仕えたが、陰陽師に招待を見破られてしまい、上皇軍は妖狐を討伐した。何とも大事である。その後妖狐は巨石に姿を変え、邪気と有毒なガスを延々と出し続けたという。妖狐の執念、いとおそろしや。
ラベルより
九尾の狐は日本固有のものではなく、中国・韓国・ベトナムと非常に広い範囲で伝説があり、日本では玉藻前という鳥羽上皇の超お気に入り寵姫(ちょうき)の正体が九尾狐だったという話(ラベルどおり)
これまでの妖怪シリーズ
基本情報

銘柄 | KYUBI-NO-KITSUNE 九尾の狐 |
製造 | TWO RABBITS BREWING(二兎醸造) |
産地 | 滋賀県近江八幡市 |
Type | West Coast IPA |
ALC. | 6.5% |
IBU | 60 |
EBC | 10(SRM:5.08) |
Pale Malt, Munich
Ella, Simcoe, Idaho 7, El Dorado
American Ale
ブルワリー

感想
うす濁りの金色。グレープフルーツ、パインの香り。桃っぽくも感じる。濃厚な香りと味で飲みごたえがありながら、苦さが強くてキレがある。
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- 香り
- 4
- 3
-
- のど越し
- 3
- 3
-
- キレ
- 3
- 3
-
- 旨味
- 3.5
- 3.5
-
- 苦味
- 3
- 4
-
- 濃厚さ
- 4
- 3.5

総合:8
ジューシーで力強いビール。雑味が少なく、良い香りなので飲み飽きない。

総合:6.5
甘さは一瞬で、苦さが強い。玉ねぎサラダと合わせると、ビールの甘さとフルーティーさがよく感じられた。なかなか苦い…
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